こんにちはカポです。
みなさんは「いのちの電話」という窓口をご存知でしょうか?
心の不調により誰かに相談したい時、頼りにできる窓口です。
しかし、ネット上では真剣に悩んでいるのなら相談するのは辞めたほうがいいという声が多くあります
なぜそういった事を言われているのか調べていきます。
いのちの電話相談員がひどくて意味ない?
いのちのでんわ
ガチめの相談したいならば、やめたほうがいいのだ。
電話の向こうの相手は資格も何もないボランティアのおじさんおばさんなのだ。— ぬまずんだもん (@nuooo2635) February 25, 2025
いのちの電話について話題になったポストがこちら
どうやら相談員が専門の資格を持たないただのボランティアの方で、適切な対応はしてくれないとの内容です。
精神保健福祉士(PSW)社会福祉士、メンタルヘルス・マネジメントなど本来心の悩みにはこういった資格所有者が対応しないといけないセンシティブな問題です。
しかし、特にそういった資格はない形が対応しており、実際に相談された方もそういった対応をされているとのことです。
過去に勇気出していのちの電話利用したことあります。そしたら「まだ若いから頑張って乗り切りましょう、応援してますから。」みたいなことしか返ってきませんでした。ほんと無意味です。
— Cocotama@精神疾患と戦う人 (@CocotamaK) February 25, 2025
実際に相談をした事がある方の体験談を見てみると、上記のように当たり障りのない事を言われただけで意味がないと感じたようです。
確かに精神的に参っている人に「頑張れ」というのはあまりよろしくないと個人的にも思います。
いのちの電話の評判は?
ここからはいのちの電話のネット上での評判を見ていきたいと思います
苫小牧市の、いのちの電話は本当にひどい。
辛くて電話してるのに17時になった途端時間なのでって電話が切れた。本当にクソな街だったわ、今もか— ゆきの (@yukino_73) February 26, 2025
こちらの方は、電話をした際に17時なった途端電話を切られたと言っています。
おそらく、17時が終業時間で時間になったから電話を切られたということでしょうか?
本当ならちょっとひどいですね。
これ
家族にすら「うつ病とか言って甘えるなよ」とか言われて、死にたいと呟けば「そんな事言うな‼️私の気持ち考えろ‼️」と真っ向否定され
限界だった状態で一縷の望みにかけて電話した いのちのでんわ、気持ちを吐き出すと返ってきた言葉は「なんで?」だった。
分かってたら相談しねぇよ https://t.co/oSyF9O8BD3
— ゑ す ら ん (@e_su_la_n) February 25, 2025
こちらの方はうつ病で苦しんでいた際に相談した際「なんで?」と返されたそう。
なんでそう思うのかを聞くのは大事かもしれませんが、この方の反応からするに良くない対応をされたようです。
ナイーブな状態の方は特に配慮して話を聞かないといけないのでしっかりした対応をしてほしいですね
「いつでも話聞くよ」と言ってくれる人が、自分にとって大切であればあるほど、その人に負担をかけたくなくて話せなくなる。
その点、よりそいホットラインや、いのちの電話などの匿名無料相談って本当に有難かった
— 望月志乃 (@shinoegg) February 26, 2025
こちらの方は悩みを相談すると相手に負担をかけることになる為、相談しづらいとのこと。
その点いのちの電話は匿名で相談ができるため、気兼ねなく相談ができるそうです。
また、そういった存在があると思うと、いざとなれば電話をかけようと心が楽になるとのことです。
たしかにそういった存在があると思えばいつでも頼れると思いますよね。
いのちの電話は慢性的な人手不足で大変
いのちの電話の相談員て、ボランティアで、かつ1年以上の研修も必要で、その上で「繋がらない」「役に立たない」と罵倒されるんだよね。
政治家さんも「愕然とした」「どうなっとるんだ」とか言ってる場合じゃないですよ。
その投稿に使っている電子機器で検索ぐらいして欲しい。 https://t.co/5P4h5NTrvX pic.twitter.com/cu22VH9SpX
— 蓼丸ガネメ (@jeosg7393) January 31, 2025
いのちの電話は慢性的な人手不足で大変だそうです。
その理由を調べてみたところ大きく4点ありました。
- ボランティアで無償
- 研修が1年以上
- 研修の受講は実費負担
- 自治体の予算不足
『いのちの電話』の相談員は無報酬のボランティア(夜勤あり)。
さらに、現場前に1.5年間の研修(費用は自腹で約30000万)、現場後に月1回の継続研修。
なぜ成立してるんだ… pic.twitter.com/nUGxEC4Byv
— Mii (@Drmiidrdr) July 16, 2023
各自治体によって制度は違うと思いますが、いのちの電話の窓口の職員になろうとすると、実費負担で1年以上の研修を受けて、面接に合格するとやっとなれるそうです。
上記ポストを見てみると、1.5年の研修で初日に1万円、後日合宿費に3万円の計4万円の実費負担があるようです。
以外に相談員は狭き門なわけですね。
それに加え、報酬がないのに時間を割かないといけない労力も考えると、進んでやろうという人は少ないと思います。
それこそ現役をリタイアした老人などが多くなってしまうのはこうしたところがあるからかもしれませんね。
そして、そうやって頑張ってもネット上で批判されてしまうので、やり損と思っても仕方ない気もします。
ニュース見てたら、通常はン十万円もする超高級ホテルが「Go To トラベル」で約6万円で泊まれるという話題の後に、自殺を望む人の相談を受ける「いのちの電話」が担当人員や資金の不足でピンチという話を報じていた。どうみても何か間違ってる。オレは富豪の節約のために税金払ってんじゃない。
— 梁井朗 @北海道美術ネット別館 (@akira_yanai) October 4, 2020
また予算不足もあり、運営自体が困難な状況にあるようです
こんな状況で報酬を出すことなんてできませんよね。
まとめ
今回はいのちの電話の窓口についてまとめてみました。
電話が繋がりにくく、相談の対応も良くないと声が多々ありましたが、予算不足や人手不足により仕方ない部分があるようにも感じました。
また予算不足が研修内容の粗悪さにつながっているのではないかとも思いました。
あと単純に無報酬で実費負担でも相談員をやりたい人なんてなかなかいないと思うので、人手不足も必然な気がしますね。
では最後までお読みいただきありがとうございました
また次回の記事でお会いしましょう!
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