こんにちは!カポです!
池袋アニメーションフィルハーモニーが話題になっています。
7月10日に第一回演奏会を予定していたようですが、そちらのホームページやチラシの画像に生成AIが使用されていたようです。
その影響により、出演予定であったエヴァンゲリオンの主題歌残酷な天使のテーゼでもお馴染みの高橋洋子さんが出演を辞退しました。
事態を重く受け止めた運営はイラストの差し替えを行ったようですが、アニメファンの間では驚きの声が多く上がっています。
今回は「池袋アニメフィル生成AIイラスト使用の責任者やデザイナーは誰?問題点についても」と題して
池袋アニメフィルハーモニーの生成AI利用に関わった責任者やデザイナーが誰か調べてみます。
また、そもそもなぜ問題になっているかもお届けします。
目次
池袋アニメフィル生成AIイラスト使用の責任者やデザイナーは誰?
運営だいぶ下手で申し訳ございません、、、!
それでも、良いコンサートを作る、大迫力で往年のアニメ名曲を世界の伝統にしていきたいという夢は変わってません!!…— 松下洋 YoMatsushita (@YoMatsushita) June 19, 2024
まず、池袋アニメフィル運営委員会の代表は松下洋(まつしたよう)さんという方であることがわかりました。
松下洋さんはサックス奏者で洗足学園音楽大学を首席卒業し、世界各国に招聘奏者で招かれたり、国際コンクールで審査員を努められたりしている方です。
そして、デザインに関してですが、 上記動画で松下洋さんが詳しく今回の経緯を語っていました。
今回生成AIを利用した理由としては、有名な漫画やイラストレーター、アニメ制作会社などをあたってみたが良い返事が貰えなかった。
そして、携わる人間が音楽関係だった為、伝がなく政策が出来ない状況だったとのこと。
そんな中でも演奏会が迫っており、しかしアニメ要素を入れたいという松下洋さんの強い要望により、チラシのレイアウトを依頼したデザイナーが生成AIのイラストを使用したようです。
以下に動画の要約文も乗せておきます↓
問題となったのは、アニメフィルのチラシ画像がAIで作成されたものであることです。
これに対して賛否両論があり、特にAIを使用することに否定的な意見が出ています。
松下氏は、自分の意見が強く反映されていることを認めつつも、アニメの絵をチラシに使用することに強いこだわりがあったと説明しています。
実際に、有名な漫画家やアニメ制作会社に依頼するも断られ、時間がなくなる中でAI画像を使用することになりました。
その際、著作権の確認はしたものの、AI画像であることを見落としてしまったと述べています。
松下氏は、AI画像が商用利用可能であることを確認した上で使用したが、結果的に批判を受けたことについて謝罪すると述べています。
また、今回の経験を踏まえ、今後はより適切な方法でチラシを作成する意向を示しました。
最後に、アートは人の手がかかっているものだとし、今後の活動においても人の手による作品を重視する考えを示しています。
池袋アニメフィル生成AIイラストを使った問題点
池袋アニメフィルで生成AI使って炎上してる件
「アニメ文化を伝統へ!」なんてキャッチコピーでそれやっちゃったら、高橋洋子もキレるよな pic.twitter.com/5Ego7bOjAT— yuk@遊戯王MDCoeFont実況者 (@yukigai) June 20, 2024
今回の件に対してはいろいろな意見があり、主にどんな意見があるのかをまとめてみました。
著作権の問題
池袋アニメフィルの件でオーケストラ界隈の人たちが吹き上がってるようだが、仲間意識で問題を判断するんじゃないと言いたい。
生成AIの搾取構造はクリエイターの被害がわかりやすいだけで、全員が被害者になりうる問題だ。
音楽界隈に属する人間ならせめてJASRACが出した生成AIの声明を見て欲しい。— 中臣かまこ (@n_katamari) June 19, 2024
今回の池袋アニメフィルのチラシなどに使用されたイラストは商標利用可のフリーイラストのようです。
なので、そこに問題はないのですが、生成AIは元データに商標利用不可の権利物が紛れている場合が往々にしてあります。
今回のケースが当てはまるかわかりませんが、そういった背景がヘイトを集めている原因の一つかもしれません。
予算を削る為に生成AIを使ったのではないか?
低予算でも「アニメ文化を盛り上げたい」と作られたイベント。絵は漫画家やアニメ会社にも連絡したが引き受けてもらえず、素材から探したものがたまたまAIだった。
アニメファンの演奏家による「池袋アニメフィル」、AI生成画像利用で謝罪 高橋洋子さんが出演辞退 – ITmedia NEWS…
— ゆかたん/岡田有花 (@yukatan) June 20, 2024
池袋アニメフィルはクラウドファンディングでお金を集めています。
その為、フリーイラスト素材の使用で安く済ませようとしている様子が伺え、違和感を覚えている方がいるようです。
アニメに関連するクリエーターにメインビジュアルを担当するべき
高橋洋子さんのポスト見ても辞退に対する印象は全く変わらないな…アニメライブと歌いながら、アニメに携わったりイラストレーターにメインビジュアルを発注せず、適当にAIでそれっぽいので済まそうとした池袋アニメフィルの舐めた態度が全てだよ。辞退した方が印象良いから気にせず別で歌って欲しい。
— しんら(課金辞めとけ) (@Sin_la2) June 19, 2024
アニメ文化をコンセプトにしたLIVEのため、メインビジュアルなどアニメに携わったイラストレーターなどに依頼するのが筋だと言うことですね。
確かに、そういったコンセプトでアニメファンからクラウドファンディングで募ったお金であれば、それを彩るビジュアルもアニメに携わった方がやる方がいいですよね。
まとめ
今回は「池袋アニメフィル生成AIイラスト使用の責任者やデザイナーは誰?問題点についても」と題して
池袋アニメフィルが告知のチラシなどに生成AIのイラストを利用した件についてお届けしました。
生成AIの問題は難しいですね。
クリエイターが搾取される構造になっているという人がいたり、利便性や価格を抑えられるから使おうと言う人がいたり。
今後もこういった問題は起こるのかもしれません。
では最後まで御覧いただきありがとうございます
また次回の記事でお会いしましょう!
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